レンジフードの構造とお手入れ方法について

レンジフードの外観の汚れが目立ってきたらお手入れのタイミングです。3ヶ月~6ヶ月に一度が目安です。油がレンジフードにこびりつく前に、こまめなお手入れを心がけたいですね。フィルターレスタイプのレンジフードは部品が少ないので、短時間でのお手入れが可能です。今回は自社のレンジフードを例に、レンジフードの構造と詳しいお手入れの方法についてお話します。

1.レンジフードの構造や名称について

まずはレンジフードの構造を主な部品の名称についてご紹介します。

 

レンジフード外側

前幕板とはダクト類を隠すための板です。サイドを隠したい場合は横幕板を用います。

レンジフード外側

レンジフード内側

整流板・スピンナー・ベルマウス・シロッコファンは取りはずし可能です。はずせる部品のみ水洗いします。フィルターレスタイプのレンジフードなので一般的なものより部品が少めです。

レンジフード内側

2.道具と準備

家にあるものでお掃除する事が可能です。特別に買いそろえていただく必要はありません。

 

使用する道具

・ゴム手袋
 厚手のものがおすすめです
・中性洗剤
 素材に優しい中性をおすすめします
・布やタオル
 汚れのふき取りに使用します
・バケツ
 シロッコファンが入るサイズを用意してください
・スポンジ
 表面の柔らかいものがおすすめです
・ブラシ
 使い古した歯ブラシなどがおすすめです
・新聞紙
 作業中コンロの上に広げておくと汚れを防げます

必要な道具

 

作業前の準備

・ケガや感電防止のため、コンセント抜くかブレーカーを落とす
・ファンが止まっていることを確認する
・安定した足場を確保する
・コンロの上に新聞紙を広げる
・ゴム手袋を装着する

旧レンジフードをはずす

3.作業工程

お手入れ方法の一例をご紹介します。注意点に気をつけて作業していきましょう。

 

注意すること

まずはじめに、作業工程のなかで特に注意したいことを3点ご紹介します。

 

 

スイッチ周りへ水や洗剤を直接かけない

正面のスイッチ部分に水分が入らないように十分注意して下さい。スイッチに水が入ると故障の(ショート)原因になります。

スイッチ周りへ水や洗剤を直接かけない

内部へ水や洗剤を直接かけない

内部(シロッコファンがついていた箇所)には直接洗剤や水をかけないでください。
※水分が残っているとサビの原因となります。

内部へ水や洗剤を直接かけない

芯についている油は落とさない

シロッコファンの芯には油が必要です。ついている油を落としてしまうと、シロッコファンが取り外しにくくなってしまいます。落としてしまった場合は芯にグリスを塗るか、油のついた布で芯に油を塗ってください。

それでは作業に入ります。

内部へ水や洗剤を直接かけない

 

部品をはずす

 

1.整流板を外します。

整流板の左右にある留め具を押しながらはずします

ブレーカーを落とす

2.ベルマウス(オイルトレー)をはずす

つまみを持って反時計回りに回します

フィルターをはずし結束コネクターをはずす

3.シロッコファンをはずす

ファンを止めているスピンナー(つまみ)をはずし、シロッコファンを取り外します。

フードカバーのフードの前板をはずす

 

はずした部品を洗う

はずした部品を洗剤を洗剤を使って洗っていきます。

 

4.整流板を洗う

はずした整流板がシンクに入る場合は、中性洗剤を付けたやわらかいスポンジで洗いあげます。入らない場合は中性洗剤の溶液に布を浸して拭き上げます。※整流板は大きいので、取り扱いにきをつけてくださいね。

整流板を洗う

5.ベルマウス(オイルトレー)とシロッコファンを洗う

シロッコファンの羽をブラシで優しく洗います。汚れが頑固な場合、中性洗剤を溶かしたぬるま湯につけおきし、汚れを浮かせてから洗います。はずして洗った部品はよく水分を切って乾かします。

ベルマウス(オイルトレー)とシロッコファンを洗う

 

本体を拭く

部品を乾かしているあいだに本体を拭き上げていきます。

 

6.固く絞った布で拭きあげる

洗った部品を乾かしているうちにレンジフード本体を掃除します。出来るだけ固く絞った布に中性洗剤をつけて拭いていきます。油がある程度取れたら乾いた布で拭いて仕上げます。

固く絞った布で拭きあげる

7.はずした部品を元に戻す

一通り拭き終わったら、はずした部品を元に戻します。最後にコンセントやブレーカーを戻しレンジフードを試運転させます。正常な動作を確認できたら完了です。

はずした部品を元に戻す

作業完了

作業の時間は1時間程度でした。部品が少ないため、短い時間で簡単にお手入れする事が出来ました。定期的なお手入れで長くお使いいただけるようになりますので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

作業完了

 

 

今回お手入れしたレンジフードはこちら