棚やカウンター作りに欠かせない棚受け金具と耐荷重について

縁の下の力持ち「棚受け金具」

棚やカウンターを壁に取り付ける場合、天板になる物とそれを支える棚受け金具(ブラケット)が必要になってきます。
天板選びはとても重要ですが、その天板を支える棚受け金具選びもとても大切です。
棚やカウンターを安全に使用する為には、棚受け金具がしっかりと天板をささえられなくてはなりません。
棚受け金具には耐荷重(たいかじゅう)があり、天板のサイズによって取り付ける個数や大きさが変わってきます。
ここではそんな縁の下の力持ち的な存在の棚受け金具についておはなししていきます。

1.耐荷重とは?

まずはじめに、耐荷重についておはなしします。
耐荷重とは、物や部材が耐えられる重さを示した値です。例えば、耐荷重20kgと表記があった場合、20kgの重さまでなら耐えられるという意味を表しています。
耐荷重を超える重さが加わると、重さに耐えられず破損する恐れがあります。
また、同じ重さでも均等に物を置いた場合と、1か所に集中させた場合では、後者のほうが棚板の変形(たわみ)が生じるため注意が必要です。
長さのある天板を設置する場合、重いものをのせる場合は、耐荷重がとても重要になってきます。

 

▲目次へ戻る

 

2.棚受け金具の選び方

棚受け金具を選ぶ時には、棚やカウンターを使用しているシーンをイメージしながら選ぶことをおすすめします。
どんな物を置き、サイズはどうするのか?など、以下の様な順序で検討していくと天板にピッタリな棚受け金具がみつかるはずです。

 

①完成イメージを決める

作りたい棚やカウンターの完成図をイメージし、板の厚み・幅・長さを決めてみます。

②置きたい物の重さを調る 

天板の上に置きたい物の重さを調べておきます。本屋お鍋など、重たいものを中心に重さを調べておくと安心です。

③棚受け金具の耐荷重と比べる

①と②の内容を元に棚受け金具を選んでいきます。物の重さと耐荷重を比較し、確認しながら選ぶ事で、使用する数や取り付け位置が決まってきます。

 

▲目次へ戻る

 

3.棚受け金具の設置目安

ここでは、棚板を例にご紹介します。
一般的によく使われている【長さ1m・重さ20kg程度】の棚には、のせる物の重さにもよりますが、棚受け金具は2つ設置する事が標準となっています。
重たい物を置く場合は、棚受け金具の個数を増やしたり、天板の厚みや奥行きのサイズを調整する事で安全性が増します。

 

棚板の長さ 棚受け金具の個数
~1.2mまで
2個
1.2m~2.2mまで
3個
2.2m~3mまで
4個

 

※奥行に適したブラケットを設置した場合の目安です。
※施工する条件によって取り付け個数は変動します。あくまでも目安として参考にしていただけると幸いです。

 

▲目次へ戻る

 

4.まとめ

天板が長いほど棚受け金具の耐荷重は小さくなります。
重たいものをのせる場合はたわみが発生してくるため、棚受け金具を増やしたり、厚みの調整も必要になってきます。余裕をもった耐荷重で設置する事をおすすめします。

 

棚受け金具施工事例


カウンターの設置

洗面台の設置

洗面台の設置

 

 

▲目次へ戻る